執事と日常を過ごしたい話その2
続きです。
前回カップルのノロケ云々って話しましたけど恋愛系の妄想じゃないからね……
注意書きとかはもうあらかた前回の序盤に詰め込んだので割愛します。
相変わらず妄想で飛ばしまくってるので読むも読まないも好きにしてください。
「執事中間さんと喧嘩して仲直りしてなんやかんやでチョコを渡しちゃったりして絆を深めたい話②」
「ほんっと不器用ちゃんね〜!!」
そう言って中間さんをからかうのは皆様お待ちかねの(私しか待ってない)胸の大きい濵子でございます。ウワーーッ!!濵ちょォ〜〜〜↑↑!!!
お嬢様が「藤子ォ〜〜〜゛」と泣きついてる時は中間さんも誰かに愚痴ってるでしょう、ということで濵子。
庭で一人謎の準備体操をしている濵子に出くわして中間さん「うわ」って言ってそう。「うわじゃないわよ」って言われてそう。
「(б∀б)なんやその言い方腹立つわ。それと言いながら胸を下から持ち上げるな」
「(θヮθ)してませぇん」
「(б∀б)寄せるな」
みたいな夫婦漫才を見ていたいよ私は!!!!!!!!!!!誰かホンワカパッパーホンワカパッパー流して!!!!!!(吉本新喜劇のアレ)
小一時間うじうじ自己反省自己嫌悪を繰り返す中間さんの横で「あー、んーー、ふーん」って聞いてるようで聞いてない相槌打っててほしい。で、「聞いてへんやろ絶対」ってツッコまれてすぐ「いや普通に仲直りしたらいいだけの話ぢゃね?まんじ」って返して欲しいウン実はちゃんと聞いてましたそこが大好き超好き濵子ちゃん。まんじの使い方間違ってるよまんじ。
「(б∀б)せやけど俺が悪いわけでもなくない?!?!!!」
わかる。
「(θヮθ)でも冷静に対処し通せなかったのはどう考えても悪くない?」
わかる。
「(б∀б)わかる…………………………(手で顔を覆い)」
場所は変わって、お嬢様もお嬢様でウロウロ歩きながら悩んでる。
よくよく考えたら恥ずかしいじゃん自分から喧嘩振っといて「きらい!!」って叫んで藤子に泣きついてんの。ウロウロ。ウロウロウロ。
てな感じで家の隅っこでウロウロしてるお嬢様の真後ろをついてくる小瀧ロボとかね。いてほしいね。何も言ってこないの。ただ黙って真後ろにひっついてひたすらお嬢様のつむじ見てんの。見てて。むしろお願い。
で、少し経ってから「なんかこういうの、久々っすね。昔もこうやって二人が喧嘩したことありましたけど、その時仲直りしてから今の今までずーーーっと仲良かったじゃないですか」って小瀧ロボが言うの。喧嘩してるのバレてた。そうだなあ…って思ってると小瀧ロボが続けて「ね、仲直りできる魔法を使うのは今だと思いません?」って言って何やらキラキラした目でこちらを覗き込んできて、魔法……?って少し考えたのちに閃くんだよ。
ああ、チョコ!!! って
ということで、子供の時の喧嘩もチョコ渡して仲直りしたとかいうなんともご都合のよろしい思い出を振り返りながら小瀧ロボと作りたいです。ね。作りたいですよね。何を作りましょうかね。
「('・エ・`)センセ、次は何をするんですか!」
「('・エ・`)センセ、これはこのあとどうするんですか!」
「('・エ・`)センセ、手が湯せんのチョコにコーティングされました!ハッピーバレンタイン!!」
ッアーーーーーー!!!!いい子にしてて!!!!!!(あとなにもハッピーじゃない)
てんやわんやしつつもお嬢様の横で何もせずにじっと作業工程を見つめる小瀧ロボ可愛くない? エプロンは水色。味見する時「あーんして゛!!!あーーーーん゛!!!!!」って叫ばれたい。あーん゛!要員小瀧ロボ。わかったわかったってたしなめながらそっと口元に持ってって食べさせたら「…っん〜〜〜〜〜〜〜!!3つ!!!!!!」って真剣な顔で判定してくれそう。たぶん☆のこと。しかしうるさい。けど小瀧ロボが美味しそうに食べてくれたことはよく分かった。
そうしたキャッキャウフフなバレンタインチョコ作りの間、中間さんとは一度も顔を合わせてない。小瀧ロボも彼の居所は知らないというか「('・エ・`)興味ない」とのことだったのでここは出来上がったチョコ抱えて自力で探します。がんばります。
と、ここで運が良いのか悪いのか、心の準備が出来ぬままあの中間さんがご登場。すたすた歩いていらっしゃる。持ってたバレンタインチョコの袋を握りしめかけていたことに気づいて慌てて優しく持ち直して、ゆっくり歩み寄ってみる。なぜか追いつけない。少し歩みを早める。やっぱり追いつけない。駆け足になってみる。全然向こうが気づかない。じゃあもういいよォ走るよォオ!!!!!!(ブチ切れ)
「中間さん!!!!!!」とついにここで叫んでみる。
お嬢様をゆっくり振り返り見た中間さん。
浅いお辞儀をしてみせ、そのまま去っていってしまいました。
えっ
あれ………………?
ということで続きます。バレンタインに間に合わなかった。アハハ