執事と日常を過ごしたい話 最後
書き直してたら「近々載せます!!!」とかいう宣言を盛大に蹴散らしてましたワショカブです
ちょっと!
アホ執事しげおかくんもサイコパス属性開花させたそうじゃないですかライブで!
彼はいつからサイコパスだったんですか?前々回の記事はどうなるんですか?サイコパスルートに改変したほうがいいんでしょうか。
(^ワ^=)あっ、お嬢様に渡さなあかんもんあったんやった!
で木槌を見せてくるアホ執事しげおかくん。
(^ヮ^=)…おれ知ってんで。アイツ(中間)に腹立ててんねやろ?ほなコレでイったったらええねん。
し、しげおかくんなにを………
(^ワ^=)大丈夫や。お嬢様の人生に一片の汚れも残らんよーにおれがキレーイサッッッッパリ無かったことにしたる。ん?なんで?感情なんか湧かへんよ。ああ……こわいの?お嬢様も人間なんやネ。ハハ。ところでさぁおれなこないだな〜桐爺の残り少ないささやかな髪を一本ずつ数えてんやんか〜したらちょうどええところにアイツ…あのアイツや誰やったっけアッッ!そやそや思い出した濵子がブ「執事中間さんと喧嘩して仲直りしてなんやかんやでチョコを渡しちゃったりして絆を深めたい話⑤」
キッチンにやって来たのはあの中間さんでした。
「(б∀б)あの……ちゃんと仲直りしたいです」
桐爺と神山さんが微笑ましそうに見つめる中始まった和解の時間。
こうして二人は照れ笑いを交わし、その後は今まで通り、仲睦まじい日々を過ごしましたとさ。
ってなればいいのにね!!!!!!
上着を脱いで袖を捲っている中間さん。慌てている。買い物袋ガッサー落としてすげえ慌てている。のにちょっと隠そうとしてる。ウワッッッッねえなに前髪ピンで留めてんの?!?!かわいいな!!
お互い見合っている間、桐爺は「なんや?修羅場か?」とキョトン顔で聞いてくるし、神山さんは「中間くんゴメン〜普通に招き入れてもうた〜」ってニコニコしてる。
で、中間さんは神山さんに何か仕事の用でもあったんだろうかと聞いてみると中間さんが「いや……まあ…」つって濁すわけ。余計に怪しい。この人はなんて隠すのが下手なんだろう。「顔に「ちがいますう」て書いてあんで」と桐爺。わかる。
そのまましばらく中間さんと桐爺の「書いてへんし」「おもっきし書かれとるがな」「執事たるもの互いのプライバシーに干渉するべからず」「なんじゃ急に歌いだして」「歌ちゃうわ」なんて言い合いを見守りつつ、状況整理。まあ………お察しの方はもういらっしゃると思うんですけど。
要は!!!
お嬢様のために!中間さんが!チョコを頑張って作ってたわけ!神山さんに見てもらいながら!
ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜!!ブエーーーー(ブブゼラ吹いてる)
ところでさあ!!!よくよく考えたら一日ですべてのイベントが発生してるのは忙しすぎるよね!???なんンンンも考えてなかった!!!!!!!
だって早朝に喧嘩して藤子に泣きついてコタキとチョコ作ってしげおかくんや桐爺とじゃれ合って…でまだ夜になってないってハードすぎでしょ大丈夫?そんなことない?あるよな?ごめんな?1日を48時間に増やそう(馬鹿を言うな)
長期戦でもいいのかなあ……何日も中間さんにシカトされるのは寂しいけど。でも寝る前に九十度お辞儀しながら「おやすみなさいませ」ってわざとらしいくらい丁寧に接してくる中間さんはいてもいいと思う。うわ〜〜急にかしこまっちゃってなんなのもお腹立つぅ〜〜〜!
「(бнб)仕事に私情を持ち込んだ私がいけなかったので。気にせずお過ごしください」
いやめちゃくちゃ気にしてるの貴方のほうじゃん、みたいな。ちょっと口ぐにゅってなってんじゃん、みたいな。
それでまたギャースギャース言い合う日々を周りがあらあら…って見守る感じね。しょうがないなあもう。
話を戻します。
「(`-´)もうここでチョコあげたりや」
「(б∀б)いや!!ちゃんと包装させてほしい!!!何の為にLoft徘徊した思ってんねん!!」いやLoftかよ
「(`-´)ン〜、せやけどぉ、お嬢様来てもうたしなあ……お嬢様ももぉ分かってんねやろ?」
ハイ。
「(б∀б)分かったらあかん!!!!!」
そう言われましても。
「(б∀б)ここで起きたことはすべて無かったことに!!!!」
そう言われましても。(二度目)
ともかく。結局、二人して相手にチョコを渡して仲直りしようって考えてたんですね。
まあはなっからウチらの仲がそんなすぐに決裂してしまうわけがないのは分かりきってるもんな卍!だってこれ妄想だもん
で、あの無言で去られた事案について問うてみれば、「チョコ作ってるのがバレるんじゃないかと勝手に内心焦って返事できなかったんです」というオチ。なんだよお……………………よかった…………………「どうされました?」いやなんでもないですほっといてください
そうしてホッと安堵してたら、いつの間にかキッチンから神山さんと桐爺が居なくなってることに気づく我々。
これは……………もうさっさとカタをつけろということでしょうか………
「お嬢様は」
ん?
「私のこと、本当にお嫌いになったのでしょうか」
き!!!!!!!!!!!!!!
らうわけッッッ!!?!?!?!!!!!!!!!
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜もうごめん本当にごめんそれは本当にあの謝る………………………ってなっちゃうじゃんずーーーーーーーーーーりいなもう
で、安心したような微笑みにガツンとやられちゃうんだわ
なれません。嫌いになんかなれません貴方のこと。今までもこれからも嫌いになんてなれっこありませ〜〜〜〜〜ん!!(白旗ブンブン)
「ごめんなさああああい!」って叫んだら「俺もごめんなさあああああい!」って駆け寄ってガバッッてハグして欲しいですしてくださいしろ。うわっ甘い匂いするしんどいスーーーーーーーーッ(嗅いでる)
「俺かてめっちゃ心配やったんですほんまずっとずっとお嬢様のこと考えてたしあの時だって助けたかったし支えたかったし、やけど俺のことやからただ甘やかすだけになってしまいかねないから、今まではそれでも大丈夫やろうって思っとったけど今回ばかりは……そうこれはお嬢様だけでなく俺も成長するための試練やったんです喧嘩するつもりなんか無かったんですただ俺の未熟さ故にこのようなベラベラベラベラ以下省略
お、おお…………思っていた以上に愛が大きい……
全お嬢様。これは、かわいい中間さんのためにもごめんなさいする他ないですね。
そんなこんなで!無事!
NAKANAORI〜〜!!!!!
よかったよかった。
ただ「Loftで買った包装使いたいから」とまたLoftを強調されながらも中間さんのチョコはおあずけということに。Loft推しなんですか?
「で」
でってなんですか。
その右手はなんですか。(差し出されてる)
「それはもう包装済ですよね?」
あ。
当方すっかり忘れていました。チョコを隠すの。
「いや結構前からバレてましたけど」
ウソ、、、、、、、、、?
しどろもどろになっているとさらに「私宛のものでしょう? いつ渡してくれるんだろうって結構ソワソワしてたんです」という追撃が。恥ずかしさの極み。こっちにだってちゃんとしたプロセスがあってそれを経てからのハイ!ハッピーバレンタイン!をしたかったわけなんですよ。なんなら、中間さんがチョコくれる時に同時に渡す流れになるんだなって完全に安心しきってましたよ。察してくれよまじで。
てな感じで、なかなかに勿体ぶりつつチョコを差し出せないお嬢様を前にした執事中間さんが一言
「もちろん、愛情たっぷりなんですよね?」
と。
(б∀б)
ご覧ください、この見事なまでのドヤ顔。
腹立つなあ
腹立つわ
ということでこちらが取る手段はただ一つのみ。
(б∀б)ィダッッッ!!?
そうしてキッチンから逃げ去ったあと、
「それでも尚わしのチョコは無いんじゃな」
と目の座った顔で呟きながら桐爺がヌルっと現れて中間さんが情けない声で叫んだんだとか、叫んでないんだとか、まあそんな話はほっときましょう。
お嬢様が投げつ………あげたチョコ、中間さん、幸せそうに眺めてたそうですよ。
さ!!!!!!
長きに渡る妄想もようやっと終わりを迎えました。
すみませんね。
なんかあの…お目汚しとか、長いくせに次回に続いちゃう感じとか。諸々。
よくここまでできたなって思います自分でも。過去の自分に言いたい。
「さすがにブログ開設してまで妄想するつもりは無かったろ」と。
無かったよ。
でもね〜〜〜〜〜〜〜お優しい方々がネタを投げてくださったり「読みました!」とか「楽しみにしてる!」だなんて言ってくださるもんだから……私ちょろいから……………糧になった…とても……色々と…………
この執事〜ズ(と、ある方が呼んでいたのがとても可愛かったので私も使ってみる)はホント、私の中の執事〜ズなだけなので、皆様の妄想サンクチュアリに存在する執事〜ズを侵害することがあれば即消しますので。
それぞれの心にそれぞれの執事〜ズを。合掌。
という!ことで!!
本当に本当に本当に皆様有難う御座いました
ネタをくださった方も、読んでくださった方も!!!
有難う御座いましたーーーー!!!!!!👋👋👋👋👋