あるいはジーザス

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執事と日常を過ごしたい話その3

ハイ!

今北産業!!!(今来たから三行で教えての意)


・「中間さんと喧嘩
・「仲直り失敗
・「激しょぼ沈殿丸

 

 


えーーーーーーーー?

 

 

 


「執事中間さんと喧嘩して仲直りしてなんやかんやでチョコを渡しちゃったりして絆を深めたい話③ 」

 

 

なんで?なんでなんでなんで?明らか避けられたよね?「うわ」みたいな目したよね?しんどくない?しんどいなーーーーーーすっげえしんどい。


あれから彼の後を追う気力も出なくて、びっくりしたまんまその場に立ち尽くすじゃん。本当に?本当に、中間さんは私ともう関わりたくないのかな。話したくないのかな。もう嫌になったのかな。どうしよう。あーーどうしよう………なんて、全お嬢様一気に精神病み病みモード。持ってたチョコもどこかいたたまれなさそう。懲りずに引き留めればよかったのかも。でもこちらに負い目があるとわかっている分踏み出せなかったんだよね。

わかるわかる。


しゃーない。

 


……しゃーーーーーーないけれどもだ。

 

 

やっぱりほら、傷つくもんは傷つくし

 

 

寂しいもんはさび…

「そんなとこで何してはるんですかァ!!!邪魔や!!!!!」

 

 

えっ うるさ 誰???

 

 

(^ワ^=)おれやおれェ!!!高橋一生や!!!!!


やかましいわ。


(^ワ^=)アハハハハ!!!

 

声の主はアホ執事しげおかくんでした。お嬢様の周りをぴょんぴょん回っております。「うわ〜!!!三半規管狂ってまう〜!!!」ってなにもう本当にうるさい。
彼の自他ともに認めるアホな子属性は他者に紹介する際絶対に伝えておかなければならない事項堂々の1位なんでしょうね。1位っていうかそれしかないんですけど。

「アッ!せや!!お嬢様に手紙!届いてんねん!!」と今日の郵便物たちを抱えているしげおかくん。聞いてもしょうがないけど一応送り主を聞いてみる。「(^ワ^=)えーと、えーーー、っと、あのーー………………」

 


「おれ漢字読まれへんかったわ!!!!!!!!!カッハッハ!!!たすけてェーーーーーーーーー!!!!!」

 

でしょうね。(でしょうねって思うのもどうかと思うけど)

 

ということで二人で郵便物を整理しながら漢字講座。
「これはおれわかんで!薔薇やろ!」ってなんでそんな難しい漢字は読めるの。おそらく彼は興味持ったものか知っててドヤ顔できそうなものしか覚えないのかもしれない…と冷静に考えていたら「前にお嬢様の誕生日プレゼントにみんなで薔薇あげたやんか、そん時に中間が教えてくれてん」って。

 

ヴッ……………今その名前を出さないで………

 

そんなお嬢様の動揺もそっちのけで「花の名前にも漢字あんねんなあ。そんなん全部カタカナでええやないか〜しかも薔薇て……もう、かくすう(発音拙くてひらがな表記)多すぎちゃう?主張しすぎやねん、バラでぇす!!!言うて。ドヤ顔が目に浮かぶわ。あっドヤ顔と言えば中間やん!アハハ!クソ明太子ッ!!そういえば中間がなあ」と中間トークをし始めるしげおかくんにさらに動揺。あとシンプルに口が悪い。


まあでも、しげおかくんは二人の喧嘩のことなんて知らないからお嬢様の挙動が多少おかしくなろうと気にしないのは当然のこと。
「眠いんけ?起きろ〜!」と便箋で頭をぽふぽふされるのをとりあえず受け入れときましょう。


うるさいうるさいと言いつつも、彼に漢字を教えながら二人でぽんぽん郵便物を捌いていくこの時間は嫌いじゃない。むしろ好き。ていうか楽しい。たびたびこうして二人で作業をしたいよね。

しげおかくんといたら、たぶんどんなに落ち込んでいても我慢出来ずに笑っちゃうんだろうな。
お嬢様が幼少の頃から兄弟みたいにじゃれ合って来たし、暴れる彼を中間さんの代わりにドウドウとなだめることも少なくなかったはず。中間さんにちょっとイラッときた日は野放しにして「(б∀б)いや!!!止めて?!?!!!」って言われてるのが想像つく。ああ…中間さん…(頭抱え)


さて。
終わりましたよしげおかくん。と彼に声をかけてみれば、「そやなあ〜〜〜!あっっ」とどこかへ走り去ってしまったけれど、お嬢様が不思議に思う間もなく戻って来たかと思えばまたなにか楽しそうに笑っている。

 

ということでこちらをご覧下さい

 


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ぅゎっ………

 

 


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ウワーーーーーーーーー……………………………しげおかァ…………………………(泣いてる)

 
落ち込んでるの気づいてくれてたよぉ………しげおかァ………………………(すげえ泣いてる)

 

 

 「なんや〜おれまで元気出てもうたやないかあ〜〜」と背伸びをするしげおかくん。えっ貴方いままで元気じゃなかったの?!?

 

 

「そやで〜なんかなあ、さっき向こう行ったら神ちゃんと中間がおったから声掛けたんやけど、中間クソがアイツ「あっち行っとけ」言うておれのこと追い出してんクソ!!!!理不尽ちゃいます?!!!理不尽な扱いは中間と濵子で十分や!!!!!」

 

 

いや、濵子〜〜〜〜〜〜笑 巻き込まれてますよ。

お嬢様の服の裾掴んでしくしく嘘泣きをするしげおかくんの頭をわざとらしくぽんぽんしたら「ハッハ!!またあとでな〜〜〜!」と軽快なステップでどっか行っちゃった。

多分最初から元気だったわあれは。

そんなしげおかくんからたくさん元気をもらったので、こちらもソファの枕でそっと隠していたチョコを取り出して立ち上がりましょう。目指すは執事中間さんの元。

でも神山さんと一緒って、何してるんだろう。

 

 

ということで!次回こそは仲直り!!!します!!!!!

 

そういえば前回の記事を今読むとほんと適当だなって恥ずかしくなりました。なにせ「つ、続かせるのかあ…」と戸惑いながら書いたもんで……駄文をお許しください。

 

ではまた!!